超光戦士シャンゼリオン
黒岩省吾全セリフ集
第28話 「犬と猫と馬と鹿」
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『俺は本気でお前のことを・・・。』
『何ッ!』 『貴様、謀ったな!』 5分だ。5分だけ時間をやる。 で、何の話だ。 約束の時間は5分だったな。 時間だ。とめろ。 今の俺には時間がない。 お前にかかずらわってる時間もな。 んん …ん? 何のつもりだ、貴様。 ふっ、勘違いするな。俺は部下を救っただけだ。 エリを襲えばきさまが現れよう。俺は自分の部下を失うわけにはいかん。 フッ、知っているか! 世界の歴史で最も愚かな法令は泰のチョウコウによって発せられた。自分の部下達の忠誠心を試すために鹿を馬として時の皇帝に献上し、その馬を正しく鹿と呼んだ者を厳しく罰したという。 そこから馬鹿という言葉が生まれたのだ。 検討しておきましょう。 フッ、 現段階であのダムを造る必要は無い。 馬鹿な。放っておけばそれでいい。 人間の為に何かをしてやるつもりは毛頭無い。 愚かで、嘘つきな人間の為にはな。 『貴様、謀ったな!』 どうかな。俺の本心をお前に打ち明けるつもりは無い。 信用できない女だからな。あんたは! とにかく、これ以上俺に関わるな。 できればお前の顔は二度と見たくない。 エリ! 貴様。フッ。 ウッ、オウ、オ。 ウアッ、ウアアアアアア。 大丈夫だ。俺は暗黒騎士とうたわれた男。これくらいのキ・キズ。ハアハア… 何故逃げなかった。俺を…置いて。ハアハア |