超光戦士シャンゼリオン

黒岩省吾全セリフ集

第12話 「ダルマさん転んだ」  
そう、ある秘密組織に所属する選ばれた戦士だ。
シャンゼリオンの噂は聞いていた。
いつかはお目にかかれると思っていたよ。
まあその事はいい。それより、お前を試してやる!

ここは俺のトレーニングジムだ。お前も戦士なら日々の訓練を怠ってはいまい。
そんな事ではダークザイドには勝てないぞ。
ムン!ファァァァァ!・・・・・ファ!
次だ。
だらしない奴め。フン!フン!ファ!
男に触られるのは嫌いでね。
俺は女の為に戦う。特にあんたのようないい女を守る為にね。

謙遜は無用だよ。君は素直でいい。
君のような女は守りがいがある。

やあ、偶然だな。乗れよ。
勘違いするな。ダークザイドについて話しておきたい事がある。それだけの事だ。

ウェイトレス。このトマトスープは出来損ないだ。作り直してもらおうか。
知らないのか!?
トマト料理で大事なのはトマトに汗をかかせる事だ。水分が多すぎるとトマト本来の味がぼけてしまう。
料理する前に余分な水分を出してやる事でトマトは本来の味を発揮するのだ。すぐ作り直してくれ。

俺が知らない事は無い。
嘘さ。
ただこうしてあんたと食事がしたかっただけだ。あんたは俺が出会った中で一番いい女だからな。
乾杯。

待たせたな。乗れよ。
まさか。
お前は俺が出会った中で一番いい女だ。
惚れたのか、俺に。ならばもらうぞ、貴様のラーム。
ザンダー。
何の用だ。ザンダー将軍様がわざわざ会いに来て下さるとは。
ふっ、シャンゼリオンか。大した奴じゃない。興味は持てんな。
どうかな。それに、俺としてはシャンゼリオンよりもあんたと勝負がしたいんだよな。なんだったら、今ここで。
フッ。

偶然だな。乗れよ。
俺の車には世界一の女しか乗せないんだ。

知っているか。
世界で初めての公園は1653年にイギリスで創設された。その公園で最初にデートしたカップルは死ぬまで幸せに暮らしたという。
随分勉強したからなあ。
人間界じゃ当然の事だろ。
いや・・・。
だるまさんが…転んだ?
い…い〜や?

だるまさんが転んだ…
だるまさんが転んだ…だるま、だるま返し、達磨糖、樽みふだ樽割……
無い。


偶然だな。
あんたも俺に会えることを期待していた。
聞かせてくれ、俺のことを少しは好きか?
バカにするな!俺を良く見ろ。
ん〜。
お前には関係のないことだ。
よせ!
フン、何のつもりだ!
バカな!
離せ、ユリカ。
バカな女だ。お前は単なる俺の秘書であったはず。
余計な真似を。もうお前には用はない。消え失せろ。
何を!
違う、俺は本気でお前を…。
何ィ!?

フン。
ケリをつけてやる。貴様を倒しエリを俺のモノにする。
ブラックアウト!
お前も武器を取れ。
とどめ!
シャンゼリオン、手強い奴。
そして何てバカなんだ。
勝手にしろ。