劇場版 響鬼 エキストラ参加レポート

KOROSUKE 参加準備レポート

え〜京都の東映太秦映画村でのエキストラオーディション。
告知を見て即参加決定はしたのですが、着物の制作にはおもったより時間がかかりましたね。
結局友人の手を借りて前日の朝に完成させました。

そして夜には京都入り。太秦は去年デカレンジャーと握手するために来ているので、
同じようにナイトパックの時間帯まで時間をつぶしたあと、
漫画喫茶に行き朝の6時ぐらいまで寝てようかと思ってたのですが、結構緊張?興奮?して2時間程度しか寝られませんでした。

そして普段は眼鏡なので、5時半ぐらいにコンタクトをしようと洗面所に入りました。
で、出てきたのは6時ごろ。久しぶりなので、もう全然上手くいかなくて参りました。
つーか苦手なんですよねコンタクトするのとはずすのって。
だからコスプレの時以外はしないんですよ。そのコスプレも昔と違ってめったにしなくなったし。
まあ、なんにしろズボンだけ扮装用のに着替えをし、あとはタンクトップの上から現場で着ればいいやと、6時半ごろ漫画喫茶を出て映画村に向かいました。

現地では東京から来たヒゲ番長&しなちくめんまさんの二人と合流する予定なのですが、
受付に列ができ並び始めてもまだ来ない!
どーしよー!



ということで続きはヒゲ番長レポートでどうぞ。

仮面ライダー響鬼劇場版「響鬼と7人の戦鬼」エキストラ参戦日記
ヒゲ番長


『知っているか!』の主幹KOROSUKE氏に誘われて(拉致?)、響鬼のエキストラ募集に参加してきました。
今回はただ見ているだけでいい555のときと違い、「これこそ仮面ライダー響鬼の時代劇版にふさわしい、と思われる扮装をしていただいた方を、その場で100名選出!そのまま撮影に参加していただきます。」とあってなかなか面白そうなルール。
急遽激情版を託された白倉Pが好きそうなファンを巻き込んだ大仕掛け。「これは参加せねばなりますまい〜!」とノコノコ行ってきましたとさ。KOROSUKE氏に頼まれたんでレポート日記を書いてみよー!


6月5日
KOROSUKEから夜メールが届く
「詳しくは東映公式仮面ライダー響鬼HP内の劇場版響鬼エキストラ募集ページで」
内容これだけ。とりあえず電話をする。「番長は絶対行きますよね!」と、どうもオレの参加は勝手に決まっているようだ。異を挿む間もなく今回のルールである「各自、時代劇の扮装で〜」の格好をどうするかを打ち合わせ。当日まで2週間を切っているので、急いで着るものを用意せねば。

6月某日
その後「着流し同好会」所属の友人エージェント・YOKOHAMA君に相談。「原宿にあるCHICAGOっていう古着屋が安くて品揃えいいっスよ。」とアドバイスを受ける。さらにおもちゃ仲間のしなちくめんま君をたぶらかし一緒に京都に行くことに..。ウシッ!

6月某日その2
いまだ何も用意できず。18日まで1週間を切る。さすがに少しあせる(^_^)。そんななかもKOROSUKE氏からは「わらじ買いましたか!」「古着屋で服買って来ました!」「脚半どうします?」と毎日のように連絡が。彼は順調に進んでいるらしい。

6月16日(木)
関西までの移動はJR各駅停車で行くことに。前日(金)に神戸に入って用意することにしたので、今日の夜にはムーンライトに乗らないといけない。
しなちく君と昼に合流して原宿からスタート。千代田線明治神宮前駅出口直ぐの『CHICAGO』。普通のコジャレたお兄ちゃん、おねえちゃんがたくさんの古着屋さん。
こーいうトコあんまりこないヒゲはまさに斑目の気分。気合を入れて店内を突破、最深部にあるお目当ての和装コーナーに到着!ハァハァ。
で、その和装品だが、思ってたより物がない!っていうか女の子用?いいものはそれなりに高いし..。さんざん悩んだ挙句に女物の短い着物と帯を購入。
すでに普通の着こなしは考えていない。思いっきり傾き者思考。響鬼らしいウソ戦国時代ってことで。
しなちく君に職人用の服屋で買ってきてもらったお祭り用の黒い下穿きとあわせて野盗+忍者=ゴロツキの方向に決定!その後、マンガ喫茶に入って響鬼劇場版の制作発表記者会見での主要キャストの格好をスポニチのサイトで確認。うん、カブキ者の方向で間違いはなさそう。むっ、全員足に毛皮を巻いている。もしかして舞台は冬?毛皮でも纏ったほうがいいのか?う〜ん。
で、そのまま池袋のキンカ堂に。コスプレーヤーと服飾関係の専門学校生御用達だけあって、すばらしい品揃え!そして何より安い!しなちく君の帯用に和柄の布を2種類、手甲や脚半に使うために飾り紐、童子っぽく巻きつけるために各種ハギレを買って全部で4千円強。メシ食って、そのままダラダラ東京駅に向かう。

6月17日(金)
『ムーンライトながら』で関西に向かう。平日は混んでないので座席を向かい合わせて2人で4席占領。乗りなれているヒゲと違ってしなちく君は寝れないみたい。
朝6時、名古屋の手前の金山で地元のKOROSOKE君が『ながら』に乗り込んでくる。自分が使わないで余った着物と装飾品を貸してくれる。その後軽く打ち合わせをして一ノ宮で彼は下車して一旦家に帰る。まだ朝7時。今日は長い。
大垣、米原で乗り換え神戸の三ノ宮到着。一旦六甲にある仕事用倉庫部屋に落ち着く。まだ午前10時ちょっと。仮眠。
昼過ぎから三ノ宮に最後の買出しに行く。高架下の布屋をひやかしたあとユザワヤ三ノ宮店に。改装中だが営業はしている。性懲りもなく飾り紐や、フェイクファーを買い込む。キンカ堂より気持ち高い。
部屋に帰って着付け。脚半用に布切ったり、手甲にヒモ巻いてみたり。KOROSUKE氏に通販で買ってもらったわらじ(\1000)がパーティー用の安物なので、麻縄を使って地下足袋と2コ1で作り直し。しなちく君のあたまに皮製のベルトを巻いてみる。イイ感じ。とても105えんの安物には見えない。
調子に乗って上に羽織る着物にピンズでデコレーション。デストロンのシルバーピン×10、響鬼に野盗でデストロン。うん、満足。結局夜中の1時まで作業。
深夜、直接京都入りしたKOROSUKE氏から連絡が。「四条にあるマンガ喫茶で泊る。」タフだね。こっちもバタンキュ〜。

6月18日(土)当日
いよいよ本番!快晴!!
だが、のっけから寝坊!山のふもとにあるJR『六甲道』までダッシュ!始発の京都行きに滑り込みセーフ。先が思いやられる(><)。
京都駅着。電車から降りる人の群れに場違いな浴衣のお兄さんを発見!むっ、もしや。
駅ビルのホテルで着付けを少しして、太秦行きのバスを探す。着物姿の女の子の2人組発見。その後バス待ってる間におねーさんがもう1人。キメキメです。そんななかまだ半分私服なオレ。バスに乗って脚半を巻きつつ約30分で映画村に到着。結局このバスでは5人が現地入り。



7時過ぎに会場到着。集まってるデスよ猛者たちが、たくさん。思ってたより全然ちゃんと用意して来てる!ヤバぃ大丈夫かオレら?浮いてないか?
あせって残りの着物を併せる。受付まであまり時間がない。さらに朝だって言うのにすげぇ暑い。このまま昼になったらどうなっちゃうんだ?
KOROSUKE氏から電話「どこッスか!もう受付始まるッスよー!」映画村の看板の前で着付けしていたのだが、目に入らなかった模様。改めて合流。回りを見回すが、どの人も気合が入っている。しっかり時代考証してある人、着流し、妖姫のような女性陣、勘のいい人はギリギリであった制作発表を参考にして結構崩してきてる。結構サムライスピリッツな感じか。頭に木彫りの熊が付いてる人もいるし、ちょっとやりすぎたかなと少々不安だったのだが何とかなりそうだ。しかしやはり毛皮は暑い。ヤバいんで肩から掛けることにする。
参加登録。順に並んでNo.の入った登録シールをもらって左胸に貼る。モタモタしてたんで限りなく最後の方。318 やりぃ!お誕生日と同じ〜。幸先いいぜ。結局330名を超える人が集まりました。予定では100名だから倍率は3倍強!ぬぅ。登録は1人でいくか、仲間でグループで行くか選択性。うちらは、KOROSUKE(316番)、しなちくめんま(317番)、ヒゲ番長(318番)の3人でグループ登録。順番にスタッフの前でポーズとって審査終了。あとは粛々と発表を待ちます。
スポンサーからの差し入れオロナミンCが振舞われてました。いっぱいあるらしく飲み放題!ちゃんと冷え冷えだったし。
審査発表。読み上げられたのは5番の人から。ヤベッ初手から4人も落とされてる。厳しいな〜。自分の番が来るまではホントにドキドキです。学生終わってから相当経つのでこういうのは久し振り。ストレス溜めまくり。う〜んブルブル。んで、まぁKOROSUKE以下3名無事合格しました。やっぱりこーゆーのはキャラが立ってるほうが有利みたい。ひげ剃らなくてよかった。結構悩んだよなぁ。スタッフ的には小さい子供が欲しかったらしく、家族連れの人はほぼ全員合格。

審査中

合格者はそのまま本パスを貰って大門から入場〜。今度は98番。(上の写真はKOROSUKEの番号)
最終的には合格者119名ということで多少おまけがあったみたいです。
中に入った参加者は順に控え室に移動。みんな揃って撮影の説明と注意事項を聞く。当たり前のことだがメガネとか入場パスが画面に映るのはNGなのでソコのところは気をつけてくださいと言われる。参加者の役は繁華街にいる町民+αとのことで「賑やかで楽しい感じを出してください。」と言われる。
説明終了後映画村の中にある町並みのセットの中に移動。両側にお店が並んだ道に出店が並んでいる。現場に着いた順に奥の方から配置される。
ここで問題発生。修学旅行のバスで最後尾に陣取る不良よろしく移動でも最後についていったイカツい野盗軍団(=ヒゲ達)はセットに到着するのも最後。しかしこの繁華街、カメラもスタッフもそして出演者も全部奥の方にいる!当然最後にセットに着いたオレ達はカメラからもキャストからも遥か彼方。しまった〜。さらに審査では絶大な威力を発揮したカブキ者装束も、本編では相当使いづらいらしく、普通の町民の格好をしている人が屋台の商人とかのいい役を振られる中、野盗達は助監督の人に「君達はここで町娘にちょっかいを出していて」と言われ、まさに花の慶次に出てくるザコキャラ。うぅっがんばるッス。全力でちょっかいだすっスよ!

野盗達?

当日エキストラが参加して撮影したのは。予定の3カットに加えて、急遽追加された煌鬼さんのエンディング用カットの計4カット。予定時間を少しオーバーして12時半くらいに終了しました。
最後の方で多少いい場所に移動したもののやっぱりあんまり映っていません。
出演者も威吹鬼さんと、凍鬼(斬鬼)さん、歌舞鬼さん、明日夢、あと謎の女の人しか見てません。
香須美さんは?日菜香は?いたのに遠すぎて見れてな〜い(泣き)。
エキストラ落ちて見学してた人のほうがいい所で見てたみたい。うへぇ。



撮影後休憩所に戻ってロケ弁(和、洋、中の3種)をいただいた後、広報、スポーツ新聞用に馬に乗った兄鬼と集合写真を撮って終了。
1時半くらいで解散でした。シュッ。



エキストラの人たちは555のときと違って100人+しかいない為、非常に和気あいあいでフレンドリーな雰囲気。みんなで写真撮り合ったりして遊んでました。
ただなぜかヒゲ達と仲良くなるのは野盗系の人ばかり。同じような格好で審査のときから互いに意識していたアイヌ系クマでヒゲのお兄さん(2ショットで撮った写真は宝物です。ありがとうございました。)、僧兵のような格好して来たパソゲーライターの人。こんなのばっかりで集まってるとイカツイ、イカツイ。そらぁ綺麗どこの女の子とか近づかないわ。
で解散した後は映画村をいろいろ見てきたワケですが、やっぱり1押しは太秦オリジナル戦隊ショー[魔法戦隊マジレンジャーVS義経]!
去年のデカレンの握手会のときに見た[特捜戦隊デカレンジャーVS新撰組]に続きまたまた勝手に大河ドラマとくっつけちゃってます。
今年の大ボスは源頼朝の邪悪な心が生み出した影!
よいこのみんなをブッチギリでおいてきぼりの脚本(去年は芹沢鴨が大活躍!どこの子供が分かるんだ?)と、
太秦ならではの一流の殺陣は見所十分!義経のワイヤーアクションとかホントに凄いんだこれが。
これだけでも映画村に行く価値有りです。あ、今見たら6月26日までだって。ぐぅ。
まぁ、ともかく非常に濃くて、有意義な1日でした。
スタッフの皆さん、参加した人たちみんな、ホントにお疲れ様でしたーッ!!!
楽しかったでーす。ヒゲヒゲ!!
後日談:
次の日のスポーツ新聞各紙に件の集合写真が出たのを見た友人数人から「番長、写ってたっスね!」といっていただきましたが、それは僧兵の人なんだよな。髪型、髭はそっくりだがオレは西鬼さんの写真のせいで見切れてました。ぐぅ。
後日談2:
本編ではとても確認出来ないであろうヒゲ率いる野盗の活躍は『知っているか!』の夏の同人誌[少年 HIBIKI 本鬼(マジ)](仮)に『鬼の慶次』の予告編としてコミック化されます。気になる人は見てみてね。